授乳中にしこりを発見!乳腺外科受診と検査結果までの詳細報告

胸のしこり

もし授乳中にしこりを発見したら、どうしますか?

つい最近、私は授乳中に「しこり」を発見しました。
とても小さなもので、最初はいつもの「母乳のつまり」だと思いました。

でも、結果は「母乳のつまり」ではなく、れっきとした?「腫瘍」でした。

診断結果は「授乳性腺腫(lactating adenoma)」で良性腫瘍だったのですが、この診断結果をもらうまでが結構大変だったんですよ~

今回、同じような経験談を載せたブログを、たくさんたくさん参考にさせて頂きました。

そのおかけで「しこり」を放置せず、すぐに乳腺外科を受診するという「行動」に出ることができました。

私のこの経験も誰かのためになればなと思い、詳細を残したいと思います。

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【0日目】授乳中にしこりを発見

しこりの位置は「アンダーバストの内側」

ある夜、いつものように布団に寝転び、息子に「沿い乳」をしながら授乳をしていました。すると、なんか胸のつけ根が痛い気がする。触ってみると、ん?やっぱり痛いぞ。あれ?

(なんじゃこりゃぁ!)

見ると、皮膚が赤く腫れて見た目にも「ボコッ」と”しこり”がありました。

押すと激痛。
けれど、これは恐らく「ダニ」のせいでして…(恥)。

「ダニ」にかまれた場所を「本物のしこり」と思ってサワサワしてるときに、あばら骨の「本物のしこり」を発見しました

胸の付け根、ブラの下のワイヤーが当たる「アンダーバスト」の内側部分(あばら骨の上辺り)に「平らな小指の先ほどの”しこり”」が指に触れました。

しこりの状態

ダニのおかげ(?)で発見したしこりの特徴です。

●乳房のつけ根(アンダーバスト)の内側
●0.8mmほどの長方形っぽい形
●平らで、あばら骨にくっついている感じ(実際はくっついていませんでした)
●動くか動かないか微妙、コリコリした軟骨?のような手触り
●押しても痛くない
●母乳はいつも通り(子どもも嫌がらず飲んでいました)

ダニにかまれた「ただの腫れ」は押すと痛かったのですが、「本物のしこり」は押しても痛くありませんでした。

ダニの腫れとかゆみは、しばらくすると治まってきたのですが、本物のしこりは全くなくなりませんでした。

最初は「いつもの乳腺炎かな?」とも考えたのですが、母乳のつまりは何度も経験済みなので、いつもの”母乳づまり”とは違うと直感的に思いました。

その夜、ネットで色々な方の体験談を読みました。

やっぱり母乳のつまりでは無い気がする。似たような体験談を探しながら「明日絶対に病院で診てもらおう・・・!」と決心しました。

【1日目】出産した総合病院を受診

授乳中は検査をしてくれない乳腺外科もあります。

「授乳中は診ない」乳腺外科があるという現実に唖然

翌朝、実家の母に急きょ来てもらい、息子を出産した総合病院を受診しました。

娘を保育園に送っていった後、病院に直行。

乳腺外科は、ちょうど専門外来をやっている日だと事前に調べていたので、診察してもらう気マンマンでいました。

ところがです。

受付の人に受診希望を伝えるとき授乳中で…」と言った途端、すまなそうな顔で「授乳中の方は、乳腺外科ではお断りしているんです」と言われてしまいました

健康診断でも授乳中だと言うと「あ~・・・そっかぁ」といった顏をされてはいたのですが、それでも健診はやってもらっていました。だから、まさか「授乳中」が理由で門前払いをくらうとは思っていなかったので、本当にビックリしました。

受付の人に「授乳中の方は、母乳外来になります」と案内され、その日の午後に母乳外来の予約をとってもらいました。

内心、母乳のつまりではないと思っていたので不満でしたが「まぁ自分の勘違いかもしれないし。もし「しこり」が取れなかったら乳腺外科に回してもらえるだろう」と考えていました。

ひとまず町の整形外科を受診

母乳外来の予約を取った後に、いったん町の整形外科を受診しました。

というのも、「あばら骨のしこり」は骨にくっついている気がしていたので、「もしかしたら息子を体の上に乗せていた時に、足でけられてあばら骨を骨折したのかもしれない」と考えたからです。

「いやいや、赤ちゃんに蹴られたくらいで骨折しないでしょー」と思いますよね。

いつもの判断力があれば私にも分かったんですが、この時は「しこり」ではない可能性に希望を見出したくて必死だったんです。

結局、整形外科ではレントゲンを撮ってもらいましたが、「しこりがあるね。でも骨じゃないね。」という診察結果でした。当たり前ですね。

「骨折なら治る」という希望が断たれたので、次は母乳外来に行くしかありません。

母乳外来を受診、「母乳のつまり」と診断される

午後に予約した母乳外来では、助産師さんに搾乳をしてもらいながら「しこり」の状態を診てもらいました。

助産師さんの診断はこんな感じでした。

●恐らく母乳のつまりではないか
●母乳に血が混じったりしていない
●ただ「つまめる感じ」が、母乳のつまりとは違う気もする
●搾乳しても無くならないが、小さくなった気がするので、やはり母乳のつまりだと思う

診察中はマッサージしてもらったり、息子におっぱいを飲んでもらったりで、おっぱいはヘニョヘニョでした。

ダニにかまれた胸の赤味やかゆみは、ほぼ取れていました。

ただ「本物のしこり」は健在です。本物のしこりは私の指にコリコリと触れたままでした。

「やっぱり、このシコリは変だ・・・!」

そう思ったのですが、助産師さんは「乳腺外科にまわす程ではない」と判断して、「家で、もうちょっと「しこり」をもんで様子を見て」となってしまいました(涙)

その夜、夫に子どもたちをお願いし、助産師さんに言われた通り「胸のしこり」をモミモミしながら湯船でひたすら搾乳をしました。

でもやっぱり、いくらやっても「しこり」が無くならないんですよ。この時にはもう「これは母乳のつまりではない」ことを確信していました。

【2日目】「授乳中でも診察OK」の乳腺外科を受診

「乳腺外科医」を自力で探し出す

「やっぱり乳腺外科で診てもらいたい!」と思い、ネットで検索をしまくりまして、やっと良さそうなお医者さんを探し当てました。

その先生は「授乳中でも、明らかに”しこり”があるならば検査すべき」と断言していて、電話をするとスタッフの方から「授乳中でも診察OK」との回答がもらえました。

ただ「予約が7月になるから、急ぎなら外来で」とのことだったので、会社を休んでくれた夫に息子を託し、片道2時間かけて乳腺外科を受診したのでした。

しこりの視触診と超音波検査

お医者さんは40代くらいの男性医師でした。私の説明を聞いて早々に、視触診と超音波検査をやってくれました。

エコー画面には、「平べったい何か」が映っているのが私にも確認できました

しこりの細胞診

先生は「母乳かなぁ…」と言いながらも、「調べてみましょう」といって細胞診をしてくれました。この「細胞診」目当てで行ったので「やった!早くやっておくれ~!」という気持ちでした。

悪いものなのかどうなのか、ハッキリさせないうちは、不安で仕方ないですもんね。

細胞診の検査ですが、まずは乳房に麻酔をしました。全然痛みはなくて、インフルエンザの予防接種の方が痛いかなくらいでした。

次にぶっとい注射を胸に刺して、何度も出したり入れたりしながら注射針の先に組織をくっつけているようでした

先生は片手で超音波をあてて画面を見ながらやっていましたが、私もその画像をベッドに寝っ転がりながら見ていました。ちなみに、麻酔をしていたので全く痛くありませんでしたよ。

あ!
ただ触診だけは、しこりをグイグイ押されたので痛かったです。

しこりについての「先生の見解」

注射針を見た先生は「母乳じゃないのが取れた」と言っていました。それを聞いて血の気が引く思いだったのですが、怖くてつっこめず…。

「もしかしたら母乳が固まったものか、それとも別の何かか?」を調べるとのことで、病院を後にしました。

検査結果が出るまで1週間。次の予約は10日後になりました。

【3~11日目】結果待ちまでの心境

病院を出た直後は、「やっと検査してもらえた」安堵感でいっぱいでしたね~。

地元の総合病院では門前払いだったんですから、2時間かけても行って良かったと思いました。

そして次に襲ってきたのが絶望感。子どもは4歳と0歳。まだまだ小さいです。

「なんでしこりが出来たんだろう?私何か悪いことでもしたかな?最近牛乳たくさん飲んでたから、母乳が詰まって固まったかな」と原因の所在を探しては、「もし最悪の結果だったら・・・」という考えがよぎります。

病院のある駅につき、親に「次回の病院は息子を連れていくから付いてきてほしい」と電話で伝えた後、駅のトイレで号泣したのでした。

それからの2~3日は、子どもを見るたびに泣いてましたね…。

つい先日までの日々がなんて幸せだったんだろう、幸せは驚くほど簡単に崩れるんだと、これまでの生活の「幸せ」を再認識し、また同時に「死」を強く意識した10日間を過ごしました。

【12日目】細胞診の結果

実際の検査結果です。

検査結果 CLASSⅡ
報告初見 核は比較的小型で、裸核状の細胞がみられます。lactating adenoma等が疑われます。Malignancyを示唆する細胞は見られません。

Malignancyは悪性腫瘍のこと。lactating adenomaは授乳性腺腫のことです。
※乳癌取扱い規約(日本乳癌学会編)のPDFを参考にしました。
 (このPDFのリンクはなくなってしまったようです。代わりに「臨床・病理乳癌取扱い規約  日本乳癌学会 (編集)」が詳しそうです。)

授乳期特有のしこりで母乳ではない。ただ、授乳期が終わるとなくなるはず。もし無くならなかったとしても気になるならすぐに取れる、とお医者さんは仰っていました。

診察室に入って「あぁ、先日の検査結果ですが・・・」と言った瞬間に、先生の雰囲気から「これは良性だ!」と思いました。「悪い話をされる」雰囲気ではないなと。

でもこの「良性ですね」のひと言を聞いて、どんなに安心したか。
「筆舌に尽くしがたい」とはこのことだなぁと思います。

検査の費用

ちなみに、今回かかった全ての費用です。

回目 費用 内訳
1回目 3,520円 初診料・超音波検査・細胞診・麻酔代・病理判断料
2回目 380円 再診料
費用合計 3900円

整形外科と母乳外来も行ったので、そちらも合わせると1万円弱かかりました。

「胸のしこり」のまとめ

胸のしこりについて「まとめ」

学んだのは「病院と医者は自分で探す」こと

今回は結果が良性だったので良かったのですが、もしこれが悪いものだったら…。

良性だったとしても、「母乳のつまり」だと思ったまま放置して、いつまでも無くならないシコリを触りながら、日に日に不安が増していったと思います。

一度乳腺外科で門前払いをされたとしても、自分の身体のことなんだから「病院と医者は自分で探す」ということの大切さを心底実感しました。

今後のこと

次は断乳後に人生初のマンモグラフィを、今回かかった乳腺外科で受けるつもりです。

理由は、お医者さん本人が信頼できること。私は心の中で「相良先生(by doctors)!」と呼んでおります。

先生によると「マンモグラフィは授乳中もできるけど、母乳が噴き出すから一般的にはやっていないだけ断乳後にやるなら1ヵ月後くらいかな」とのこと。

授乳中でもマンモできるんだ!これにもビックリでした。

いつかマンモグラフィの受診についても記事にできたらと思います。

【胸のしこり番外編】夫とお義母さんの「ありがたい気遣い」が天然炸裂だった話

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